神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2016年7月15日 エリアトップへ

スポーツ庁 鈴木長官が「SELF」視察 スポーツ産業発展のモデル

スポーツ

公開:2016年7月15日

  • LINE
  • hatena
活動を視察する鈴木長官(中央)
活動を視察する鈴木長官(中央)

 スポーツ庁の鈴木大地長官が7月5日、NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF(以下SELF)の視察に訪れた。多様なスポーツ事業を展開し、地域コミュニティーの形成に貢献しているSELF。スポーツ産業の振興を図る同庁のモデルとして、今後の施策に活かされる方向だ。

 SELFは様々なスポーツプログラムを実施し、誰もが参加できる「地域の遊び場」を生み出している。川崎市立高津中学校などの校庭・校舎を活用したクラブ運営を行い、障害者スポーツの普及事業にも注力。高津スポーツセンターなどの指定管理も担っている。

 スポーツ庁は「スポーツによる地域・経済の活性化」「障害者スポーツの推進」などの政策を掲げており、SELFの運営方法や取り組みに着目。国内スポーツ産業振興の施策モデルの一つとして視察を行った。

 視察には鈴木長官と同庁職員、市教育委員会職員らが参加。当日はSELFの平口和宏理事長や菊地正クラブマネジャーらが、クラブ概要や取り組みを説明。鈴木長官も「人やお金の課題は?」「光熱費は誰が負担するのか」といった質問を投げかけていた。後半は、硬式野球やバレーボール、フラダンスなど、実際の活動を見学した。

 視察後、鈴木長官は「地域と参加者のコミュニティーができており、一つの理想の形のスポーツクラブだ。スポーツや経営に知識のある方が揃い、SELF独自の工夫がすごい。都市型スポーツ施設に応用できる点は多い」と話した。

 平口理事長は「(長官来訪は)最高でした。ここでは学社融合(学校教育と社会教育)で生徒が地域で社会勉強もできる。今後も学校の施設と時間を有効に使っていきたい」と語り、菊地クラブマネジャーも「我々が作ってきたものを参考にしてもらえれば。(今後も)地域が一つになって活動できる場を作る。これを機に一気に成長し、環境を変えていきたい」と話していた。

SELFと長官の意見交換も行った
SELFと長官の意見交換も行った

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook