川崎市は人口が150万人を突破したことを記念し、市立川崎総合科学高校デザイン科の生徒がデザインし、かわさきマイスターが監修した多摩川花火大会の「協賛手ぬぐい」を発売した。手ぬぐいは手描き友禅の染工場による1枚ずつの手作り。全3種類、計2100本が現在販売されている。
デザインをしたのは高岡かりんさん、三浦桃花さん、小島彩花さん。市観光協会と川崎市の依頼を受けてパソコンで作成した。三浦さんは「子どもから大人まで楽しめるような親しみやすいデザインにした。沢山の人に手に取ってもらえれば」と話す。
また、監修をしたのは区内在住で手描き友禅の技能を持つかわさきマイスター、石渡弘信さん。3人が考えた花火や多摩川のデザインに、より川崎らしさが出るように武蔵小杉のビル群の絵を加えたり、載せる文言についてアドバイスをしたりした。石渡さんは「学生にデザインを任せたことはいいことだと思う。手書きの絵もいいが、パソコンでデザインしたものも完成度が高い。こういう風に若い人にももっと文化活動に参加してもらえたら」と語る。
手ぬぐいは花火大会当日(8月19日(土))に市観光協会のテントで売り出すほか、8月11日(金)まで市内各所で販売中。区内で扱っているのは高津スポーツセンター、すずらん、原生花店、May’s Dinerの4カ所。値段は税込みで700円。販売収益は、花火大会の警備費などに当てられる。問い合わせは一般社団法人川崎市観光協会044・544・8229へ。
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