区内で平和活動を展開している「平和で住みよい日本と高津をつくる会(高津革新懇)」は、8月3日にてくのかわさきで「宗教者と市民の交流のつどい」を開催した。当日は、天台宗泉福寺の住職、浮岳堯仁さんが招かれ、人権などに関する基調講演を行った。
浮岳さんはかつて仏教が差別戒名を作るなどして差別行為に加わったことに言及し、その反省を踏まえ現在では全ての差別をなくすために、様々な宗教と協力していると語った。その上で人権について「自分が相手の身になって考えることが人権を考えること。人権を考えないと平和は来ない」と自らの考えを述べた。
そのほか当日は、市内のキリスト教の関係者が6人、浮岳さん以外の仏教関係者が5人、市民側から3人が参加し、それぞれ平和についての意見を述べた。
高津革新懇事務局長の柴田昇さんは「これを機に宗教者と市民が気軽に交流し、互いの考えに理解を深められたら」と語った。
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