久末天照大神の社殿上棟祭が8月3日に行われた。
2013年10月の火災で社殿と社務所を焼失した久末神社。総代や奉賛会でつくる再建委員会の努力によって今年3月から再建が始まっている。
上棟祭は柱や梁などの基本構造が完成したときに行われ、竣工後も建物が無事であるよう願う祭祀。当日は伊勢神宮の式年遷宮の上棟祭で行われるような古式ゆかしい儀式に則り、宮司らが新社殿の屋根から散餅散銭をしたり、「曳綱(つな)の儀」では新社殿の屋根にある棟木から垂れ下がった2本の綱に参列者らが手を掛け、宮大工の掛け声に合わせて綱を引いた。
再建委員会委員長の藤田和男さんは「火事から長い歳月が経ったが、この日を無事に迎えられて感無量。完成は年末。新年を新しい社殿で地域の皆さんと迎えるのを楽しみにしている」と話していた。
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