橘樹神社の祭りが10月8日に行われ、63年ぶりに獅子舞が復活し地域の平穏無事を祈願した。
子母口地域では、獅子舞が正月に各家を巡り、無病息災を祈願する伝統行事が行われていたが、担い手不足などの理由から半世紀以上披露されていなかった。今回の獅子舞は、地域住民から「ぜひ復活を」という声が上がり披露された。
当日は、子母口囃子連によるお囃子に合わせて躍動的な舞を披露する獅子に、会場は大いに盛り上がった。橘樹神社奉賛会の森隆夫会長は「獅子舞が復活し、懐かしく嬉しくなった。近隣町会や自治会のご協力に感謝します。今後も、多くの人に楽しんでもらえる祭りにしていきたい」と話した。
今回の獅子舞の復活を熱望したひとり、子母口北町会の遠藤勝太郎会長は「子どもの時に頭をかじってもらった記憶がある。今の地域の子どもたちにも故郷の思いでができるよう、地域を盛り上げていきたい」と話した。
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