高津区版 掲載号:2018年6月8日号
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児童虐待 相談など前年比135件増 区内で通告認識高まりも

社会

 2017年度の市内の児童虐待相談・通告件数が発表された。高津区では児童相談所で前年度比128件増の420件、区役所で7件増の98件となった。急激な増加に児相は「市民の通告義務の高まりや、関係機関と連携が進んだことが増加の一因では」と話す。

 今回発表された結果によると、市内3カ所の児童相談所(児相)と7区への相談、通告件数の合計は3263件で16年度度に比べ388件増加した(区役所から児相への相談の重複含む)。

 区別にみると、宮前区では255件増加したが、その他の区ではほぼ横ばいか、若干の増減だった。高津区と宮前区を所管区域とする中部児童相談所の担当者は「高津区、宮前区で急増した理由ははっきりしないが、行政や警察、学校、病院など関係機関の連携が進んできたからでは」と分析する。特に、16年度ごろから警察からの通告が増えているとし、「例えば通報のあった夫婦間の争いの仲裁で、これまでなら夫婦げんかで終わらせていた案件を、その場に子どもがいたら心理的虐待の可能性を考慮して児相に通告するなど、前兆を見逃さないように意識してくれている」と話す。

 また、児相の担当者は「相談や通告件数の増加を否定的には捉えていない。関係機関や市民の通告意識の高まりなど、虐待を埋もれさせず、早期発見、対応する風土が進んできている証」とする。

 高津区役所の地域みまもり支援センターの担当者も「周りに相談できず、新生児訪問や健診で悩みを打ち明ける方もいる」とし、深刻化しそうな場合は児相にも相談して予防や幅広い対応につなげるなど関係機関の連携の大切さを強調する。

 「大事なのは深刻な虐待まで発展させないこと。相談は臆せず気軽にしてほしい」。(問)地域みまもり支援センター【電話】044・861・3259

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