高津警察署が6月26日、市国際交流センターで外国人への対応を話し合う意見交換を行った。
これは、東京五輪・パラリンピックやラグビーW杯の開催で来日外国人が増加することが予想される中で、日ごろから外国人の相談にあたる同センタースタッフと、来日した人が何に困り、どう対応すべきかなど情報共有し、今後の対応に役立てようというもの。高津署では溝口駅前交番に英語を話せる署員を配置し、県内2例目の「英語対応交番」として運用している。
当日は同センターの相談員6人が参加。高津署員は「交番への相談は落し物や道案内などが多いが、何でも相談してほしい」と話し、相談員からは家庭内でDVがあった時はどこに相談したよいかなどの質問があった。署員は「交番に警察官がいない場合でも交番にある電話で通訳を通じて相談できる」などと説明。高津署の中村高久地域担当次長は「日本語が話せなくても尻込みせず、相談しやすい警察のイメージを広げていきたい」と話していた。
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