高津消防署(富樫剛署長)は8月1日に、心肺停止で危険な状態になった50代男性を救命したとして、東急電鉄職員の4人に表彰状を贈呈した。
表彰されたのは椎野健治さん(41)、坂本洋介さん(40)、中加海人さん(20)さん、森塚晶人さん(23)。
4人は7月3日の午前7時39分頃、溝の口駅下り線ホームで、乗客から「意識不明で倒れている男性がいる」との知らせを受けた。駅備え付けのAEDによる電気ショックや心肺蘇生法を協力して焦ることなく冷静に行った。
現場に到着した救急隊が男性に応急処置を行い、医療機関に搬送。男性は搬送中に自己心拍が再開。救命救急センターに入院して治療を受け、後遺症もなく退院。今では職場復帰を果たしており、元気に働いている。
富樫署長は「駅の職員として、4人が協力し乗客の命を救ったことは非常にすばらしいことであり、日頃から乗客の安全を考えて訓練している賜物」と4人を称えた。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|