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川崎市自治功労賞 林さんと吉田さんが受賞 久地西町、北見方に貢献

社会

掲載号:2019年1月11日号

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 地域福祉や住民自治の振興、発展に貢献した町内会・自治会長に贈る「川崎市自治功労賞」の受賞者が昨年末に発表され、高津区から林孝行さん(久地西町自治会会長・79歳)と吉田豊さん(北見方町会前会長・86歳)の二人が選ばれた。両者は「会全体で頂いた賞。皆様のおかげ」と話す。

思いやり大切に

 林さんは2003年度から現在まで久地西町自治会の会長を務めている。

 世帯数420世帯の同自治会は、東日本大震災を機に作成した保護者不在時の児童の下校対応マニュアルやオリジナルゆるキャラづくりなど、独自の取り組みが多い。

 集合住宅が多く、役員は40、50代が中心。林会長は「若い人が多く、アイデアが斬新」と話す。

 「時代だから」と会長就任時にパソコンを覚え、役員同士の連絡はメール、SNSで対応。役員には生活や仕事を犠牲にしないように、と伝える。「役を終えた時に、楽しかったと思える組織にしたい」という。

 林さんは「大事にしていることは思いやりの気持ち。人と人がつながる『ほっとする町』を目指していきたい」と話す。

大所帯まとめた町会愛

 吉田さんは05年度から12年間、北見方町会の会長を務めた。

 同町会は、1600世帯。防犯パトロール隊は、結成以来、1日2回、毎日巡回するなど「まとまりがある町会」という。吉田さんは「私は『そうせい』しか言わないそうせい様」と冗談めかしながら「皆さんのおかげ。何十回でも繰り返したい」と感謝する。

 会合時に「町会長報告メモ」と称したA4サイズ1枚の報告資料配布やスローガン「笑顔であいさつ 住みよい町会」の考案、「文化遺産のない町会に歴史遺産を」と、以前市に寄贈した「道標」を45年ぶりに町会に戻すなど、さりげない気配りや町会愛がにじむ。

 吉田さんは「町会に携われば、良くしていきたい気持ちがわく。受賞はそうした皆さんの活動で頂いたもの」と話した。

 贈呈式は2月12日、市総合自治会館で行われる。

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