高津消防署(藤原收署長)は6月2日、関係機関と連携し、多摩川河川敷で水防訓練を実施。同署と消防団のほか、区役所道路公園センター、消防局警防部航空隊の職員ら約100人が参加した。
この訓練は、梅雨前線や台風による水害に備えたもの。川の氾濫時に土のうを利用して水を食い止める「積み土のう工法」や、チェーンソーを使い障害物を切断する方法などを訓練した。また、中州に取り残された人を想定し、ヘリコプターから人を吊り上げる救出訓練も行われた。
当日は、多くの地域住民も駆けつけ訓練を見学。迫力ある様子を収めようと、カメラで撮影する人も目立った。
藤原署長は「6月は梅雨前線などにより、河川の急な氾濫や土砂災害の危険性が高まる季節。地域の皆さんにも日頃の備えを万全にしていただきたい」と呼びかけた。
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