高津区食品衛生協会(藤井博会長)は8月6日、夏の食中毒予防を呼びかける啓発活動を溝口駅きらりデッキで行った。
厚労省が定める「食品衛生月間」(8月1日から31日)にちなみ、毎年実施している。
この日は会員や市職員など20人が参加。食中毒予防の要点をまとめた啓発チラシやうちわなど300セットを通行人に手渡した。同協会の藤井会長は「猛暑により体力が落ちる夏は食中毒に注意が必要。食品管理や調理方法はもちろん、手洗いの徹底も心がけてほしい」と呼びかける。
同協会では、手洗い方法を指導する無料講座を団体、施設などで実施している。問い合わせは同協会【電話】044・511・3133。
区内で1件発生
市健康福祉局によると、市内食中毒の発生は7件(8月19日現在)。区内では1件、加熱不足や生食による鶏肉料理が原因の「カンピロバクター食中毒」が発生している。市担当者は「調理器具や手を良く洗い、食品保管時の温度管理、食肉の十分な加熱調理などを徹底してほしい」と話す。
県は、食中毒の多発を予測し注意喚起する「食中毒警報」を7月30日から発令している。
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