環境汚染や貧困などの課題解決に向け国連が掲げる「SDGs」(エスディージーズ)を推進する自治体として先月、川崎市が国から「未来都市」に選定された(本紙8月9日号・既報)事を受け、地元の選出議員の有志による勉強会が行われた。
区内・坂戸の「かながわサイエンスパーク」(KSP)で8月2日に実施されたこの催しには、発起人となった小川久仁子県議や高津区選出の春孝明市議など計12人の議員が参加。講師を務めたKSPの代表取締役の内田裕久氏は前出「SDGs」に関する論文を発表するなど、早くから精通しており、この日のためにと独自のテキストも作成。「SDGsは物差し、座標軸。各自の視点で使ってみてください」と切り出し、一般的にはやや難解ともいわれるSDGsのレクチャーを開始。
本紙記者も記事起稿に際し、大いに頭を悩ませたこの「17項目(169課題)の目標」についても、「各議員の日々の活動にフィードバックする事で活用の幅が拡がりますよ」など、分かりやすい内田氏の解説に参加者は皆、真剣に耳を傾けていた。
「内田勉強会」と銘打たれたこの取り組みは、今後も定期的に行われる予定だという。
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