中原区との境に2・4Kmに渡り整備される「江川せせらぎ遊歩道」。この歩道の維持管理は、歩道に接する自治会、町会のボランティアにより行われている。
明津せせらぎ遊歩道ボランティア部は結成16年。58人が所属する。明津町会が管理する範囲は1Km。月2回、朝7時から1時間半程度活動する。夏場は活動日以外に草を刈ることも。
会員たちは「明津が一番一生懸命やっているのでは」と自負する。だが、高齢化という課題もある。平均年齢は78歳。4代目の会長、金子よし子さんは「病気をする方などもいて活動できる人数も10数人。体力的にも大変なのが正直なところ」という。
状況を知った町会有志から寄付が集まり先月、草刈り機とチェンソーを各2台ずつ購入。これまで1回50mだった作業が一気に300mに広がった。会員たちは支援者を“あしながおじさん”と親しみを込めて呼ぶ。金子さんは「支援のお陰でまだまだ続けられる。通る人がきれいだなと感じてもらえたら」と話した。
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