川崎市立久末小学校(松浦徹校長)で11月2日、創立50周年記念式典が開催された。式典には歴代PTA会長をはじめ地域の関係者などが来賓として多数参加。節目に相応しい秋晴れの下、半世紀にわたる歴史を振り返り未来への想いを分かち合った。
住民ニーズに呼応し開校
久末小学校は「地域の子どもは、地域の小学校で」という住民ニーズに応え、久末エリアの人口増加が著しかった1969年(昭和44年)に開校。校区やその周辺の豊かな自然を活かした取り組みや、地域と一体となった教育活動などを推進し、現在では900人を超える児童が通う大規模校へと成長。高津区における教育や文化の発信拠点としても大きな役割を担ってきた。この間、地域の人たちによる通学路の整備や校庭の除草、植樹などもあり、学校周辺の環境整備が進捗。2016年(平成28年)には学校敷地内に「ひさすえアリーナ棟」も完成し、一連の校庭整備も完了。現在に至っている。
「共に笑顔で」標榜
また同校は「共に笑顔で輝き合う学校を目指して」というスローガンを標榜。「子どもを主体とした創造性豊かな教育活動」「自分らしく人生を構築するための礎となる学ぶ力を養成」「保護者、地域と連携し、子どもたちをよりよく共育する活動の充実」といった主旨のプロジェクトを展開。新学習指導要領に基づくこれらの取組みについてはその成果が各方面から期待を集めている。
学校創立50周年の式典当日は、同校の節目を共に祝うべく、学校関係者や地元選出議員なども来賓として多数来場。午後からの祝賀会には福田紀彦市長も駆けつけ、開校当時の思い出話や、未来の久末小への想いなどを皆、楽しそうに語り合っていた。
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