110番の日となる1月10日、洗足学園音楽大学ミュージカルコースの学生が通報の適切な利用や特殊詐欺の注意を呼びかけるミュージカルをJR武蔵溝ノ口駅の南北自由通路で披露し、関係団体や通行人が学生たちの路上舞台を観劇した。主催は高津警察署(三鬼洋二署長)。
同大学ミュージカルコースが110番の日のキャンペーンに参加するのは今年3回目。「110番通報の適切な利用法」と「特殊詐欺被害の防止啓発」をテーマに講師の大倉マヤさんが脚本を創作した。特に「特殊詐欺の防止啓発」は最近多発する手口を伝えるため、新たに書き下ろしたもの。「『カードが不正に使われている』と犯人は巧みに信用させてくる」など、ミュージカル仕立てで披露し、観覧者に注意を促した。
また、この日は一日警察官に同コースの中原櫻乃さん(2年)が任命された。実物の制服を着た中原さんは「重みがある」と緊張しながらも、「手口は自分も信じてしまいそうだと感じた。大事なことなので、一つ一つ丁寧にしっかり伝わるよう演じた」と話した。
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