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高津区版 公開:2020年7月24日 エリアトップへ

高津区 子育て支援事業、再開へ 親のストレス軽減狙いも

コミュニティ社会

公開:2020年7月24日

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母親同士、また親子の絆を深められる内容となっている(写真はイメージ)
母親同士、また親子の絆を深められる内容となっている(写真はイメージ)

 高津区が主催する親子の絆づくりプログラム「赤ちゃんがきた!」が8月19日(水)から行われる。今年度はコロナ禍の影響で初回(5月)の開催が中止となっており、万全の感染拡大防止対策を敷いた上での再開となる。

0歳児の母親向け

 今回再開される事となったこの子育て支援事業は、初めて赤ちゃんを授かった母親が主な対象。「0歳児を初めて育てるママのためのプログラム」として、全国的にも広く実施されている「赤ちゃんがきた!」という講座を無料で受講する事ができる。

 プログラムの内容は、同じ時期に母親になった人同士がコミュニケーションを深めたり、赤ちゃんと遊びながら子育て仲間を作ったり、というもの。また赤ちゃんとの関り方を学ぶことで親子の絆を深める事もできるという。主催する区担当者は「初めてのことばかりで喜び、驚き、戸惑いもたくさんある中で、赤ちゃんと家で過ごす生活が中心となっているお母さんも多い。少し大きくなった赤ちゃんと思い切ってお出掛けしてみませんか?」と、参加を呼び掛けている。

人と話すメリット強調

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントなどが軒並み中止となる中、この事業も5月開催分が取り止めになっている。それでも今回、8月実施に踏み切った背景には「コロナ禍における保護者のストレス軽減」といった狙いもあるという。同事業で講座の運営を担当する「高津子育て支援隊パウパウ」代表の堀ひとみさん=今号人物風土記=は「東日本大震災の際は『震災ストレス』という言葉に代表されるように、環境汚染を懸念する親御さんがノイローゼになるといったケースが多数みられた。昨今のコロナ禍で自粛ムードが広まる中、初めての赤ちゃんを付きっ切りで育てる重圧は相当大きいはず」と分析。その上で「ご主人以外の人と話すだけでもストレス軽減効果は計り知れないですよ」と、事業再開のメリットを説明する。

感染症対策、万全に

 現在参加者を募っているのは8月19日(水)から毎週水曜日、連続4回で行われるシリーズ分。高津区役所地域ケア推進課(【電話】044・861・3313)が問い合せ、申込み窓口となっている。

 また会場の消毒、換気をはじめ講師はフェイスシールド、スタッフにはマスク着用を徹底するなど感染症拡大予防対策が随所に施されるほか、参加定員も通常の半分以下(16組)に限定する。そのため定員オーバーの場合は「高津区が把握している子育て講座や地域子育て支援センターなどの利用を案内する事でカバーする」としている。
 

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