高津区版 掲載号:2021年1月22日号 エリアトップへ

子母口在住 小林政春さん 剪定技術で“匠”に かわさきマイスターに認定

社会

掲載号:2021年1月22日号

  • LINE
  • hatena
樹勢回復にも取り組む小林さん
樹勢回復にも取り組む小林さん

 川崎市は優れた技術や技能を持ち、後継者や若手の指導に熱心な現役の職人に贈る称号「かわさきマイスター」の認定者を、今年度は4人発表した。高津区からは子母口の造園技能士・小林政春さんが認定された。

◇  ◇  ◇

 市では1997年度から、「市内最高峰の匠」としてさまざまな職人をかわさきマイスターとして認定している。小林さんは「まだ実感がない。でも、『もうそんな年か』と思うようになった」と笑う。今年度は小林さんのほかに、プラスチック塗装やそば、洋菓子の分野の職人が認定を受けた。

樹形生かす技術

 小林さんは職人歴44年。「小林植木」(子母口)の代表取締役会長を務める。樹木の特徴を熟知し、その庭に合った樹形になるように剪定を行う技術が評価された。中でも、樹木の内部まで日光が当たるようにして新芽を出やすくする剪定方法「自然匠剪定―TAKUMI―」は商標登録されている。

 生まれは長崎。中学2年生の時に川崎に移り住んだ。幼いころ遊んだ自然豊かな風景が潜在的に心に残っていたせいか、自然とふれあう造園業の仕事に就いた。「人間関係で悩んでいたこともあったけど、木と向き合っているときは自分の世界に没頭できる。居心地が良かった」。30代で独立し個人組織を立ち上げたときは不安も大きかったというが、今では法人化するまでに成長した。2人の息子も父親の背中を追い、長男は社長として家業を継ぎ、次男もグループ会社を立ち上げた。

 現在、同社には8人の職人が在籍。会長となった今も、現場に出ることも多く後世の育成にも余念がない。「若い子にはどんどん欲を出してもらって、成長してほしい」――。若手に思いを託しながら、真摯に樹木と向き合う。

高津区版のトップニュース最新6

新規ワクチン「打ち止め」へ

高津市民館

新規ワクチン「打ち止め」へ 社会

今後「3回目会場」可能性も

10月22日号

逆境乗り越え、全国へ

坂戸小合唱団

逆境乗り越え、全国へ 文化

新メンバーで「一致団結」

10月22日号

水道の歴史、資料で探る

川崎市給水開始100年

水道の歴史、資料で探る 文化

溝口・ふるさと館で企画展

10月15日号

水位上昇に「警告灯」

平瀬川

水位上昇に「警告灯」 社会

東日本台風受け、区が導入

10月15日号

「プペル」バレエで表現

洗足学園大卒業生ら

「プペル」バレエで表現 文化

本日より動画公開

10月8日号

資源物持ち去り、罰金も

川崎市

資源物持ち去り、罰金も 社会

来年4月施行目指す

10月8日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月4日0:00更新

  • 5月28日0:00更新

  • 5月14日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook