区内を中心に資源回収事業を行う「リメーキングワールド」(北見方/清水雅彦代表)が作業を行いながら、地域のパトロールに励んでいる。さらに活動を強化してもらおうと、北見方町会の藤原忠興会長から防犯ベストを5着貸与された。
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同社は北見方をはじめ、諏訪や溝口、二子、久地など区内各所の資源回収を行っている。ベストは1月末から貸し出され、現在はベストを着用しながら作業を行っており、地域の安全を見守っている。
日ごろから同社は資源物の持ち去りのほか、高齢者の見守りなど地域の異変に目を配ってきた。資源物の持ち去り行為は犯罪で、各自治体でも注意を促している。同社でもこれまでに資源を持ち去ろうとする人を発見した際、直接注意するなどしていた。
清水代表は「地域の中を常にまわっているので、不審者がいないかしっかりと目を光らせたい。この取り組みが地域住民の方の安心・安全の一助になれば」と意気込む。ベストを着て作業をしていると地域住民から声をかけられることもあり、良い交流も生まれているという。
北見方町会は同社に10年以上にわたり回収作業を依頼している。また、2019年の台風19号で町内が被害を受けたときにも力を添えてくれたという。藤原会長は「地域の安全を一緒に守ってくれる存在。ベストを着用して作業してもらうことで、犯罪の抑止力になることを期待している」と話した。
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