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高津区 市民提案事業に4団体 学生向けセミナー開催など

社会

掲載号:2021年4月2日号

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 地域の課題解決を目指す「高津区市民提案型協働事業」の2021年度の実施事業が3月16日に発表された。学生向けの地域交流や文化醸成などの独自企画で新規1団体、継続3団体が選ばれた。事業は4月から1年間。

 高津区市民提案型協働事業は、市民が提案した事業を高津区と協働で実施することで、多様化する地域の課題やニーズへの対応を目指すもの。市内各区で実施され、高津区では2007年度から実施されている。

 事業募集は昨年11月から行われ、有識者による審査委員会の選考を経て、区が最終決定した。今回は「たかつ学生歓迎セミナー実行委員会」「青空かみしばい&和物大道芸の会」「公益財団法人 現代人形劇センター」「高津せせらぎプレーパークやレンジャー」の4団体が選ばれた。

 新規事業のたかつ学生歓迎セミナー実行委員会は「たかつ学生歓迎セミナー」(仮称)を提案。区内の飲食店・事業者・市民団体と連携し、学生を対象に地域に関するセミナーや交流会を実施し、区の魅力を発信する。また、アプリケーションを活用し、参加者や協力者が集う「場づくり」を行う。代表の中野絢斗さんは「高津区のさまざまな魅力を、少しでも多くの学生に伝えていきたい」と意気込む。

 青空かみしばい&和物大道芸の会の提案事業は「青空かみしばい&和物大道芸inたかつ」(継続)。区の主催イベントで参加型の紙芝居や和物大道芸を開催し、さまざまな人が集い交流するきっかけとなる機会を提供する。同会はこれまでに、二子の渡し体験やせせらぎプレーパークなどでコラボイベントを開催してきた。

 現代人形劇センターは「川崎市地域文化財・乙女文楽で地域への愛着と交流を生み出すプロジェクト」(継続)を提案。市で伝承される芸能「乙女文楽」を体験するワークショップを区内小学校で開催し、子どもたちが地域の伝統文化に親しむ機会を提供。また、区内の施設で子どもから高齢者まで幅広い世代を対象に乙女文楽の上演、ミニワークショップなどの交流会を実施する。

 高津せせらぎプレーパークやレンジャーは「高津せせらぎプレーパークプロジェクト」(継続)を提案した。多摩川せせらぎと親子広場とその周辺の川岸で、月1回(全7回を予定)、日時限定のプレーパークを開き、子どもが思い切り遊べる機会や多摩川の自然に安心して親しめる機会を提供する。

 区の予算は4事業に対して約240万円を計上。区担当者は「事業に参加して活動に興味を持ってもらい、また新たな活動を生む機会になれば」と話している。
 

前年度のせせらぎパークの様子(高津区提供)
前年度のせせらぎパークの様子(高津区提供)

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