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高津区版 公開:2021年9月17日 エリアトップへ

アルソック溝ノ口支店 高津消防団と強力タッグ 「機能別団員」に初任命

社会

公開:2021年9月17日

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武笠団長、同社・柳川崎支社長、越澤さん、熊坂支店長、熊谷署長(左から)
武笠団長、同社・柳川崎支社長、越澤さん、熊坂支店長、熊谷署長(左から)

 高津消防団(武笠和師団長)はこのほど、特定の活動のみ行う「機能別団員」として7人を初めて任命。9月8日には辞令交付式が行われた。入団したのは「アルソック」の呼称で知られる綜合警備保障株式会社・溝ノ口支店の社員。今後、同社からさらに8人が加わる予定という。市内で警備会社が入団するのは初めて。

 市は消防団の災害対応能力の向上や団員確保を目指し、今年4月から機能別団員の制度を導入。災害対応活動・後方支援活動を担う「大規模災害団員」とイベント等でPRを行う「広報活動団員」としての活動に分けられる。同社は広報活動団員として活動するが、日ごろから市街地を巡回している点を生かし、災害時も被害状況などの情報共有を行うことで協力するという。

 溝ノ口支店の熊坂昇支店長は今年4月1日に配属。高津消防署(熊谷智子署長)を訪問した際、機能別団員の存在を知った。熊坂支店長は「官民が連携できるという点に共感した。高津区を守るために協力したい」と意気込んだ。同社では社員教育の一環として、火災警報器やAEDの取り扱い指導も行っているため、その経験を生かしたいとしている。

 武笠団長は「大企業の参入により、注目度も高まる。良い結果が得られるよう力を合わせたい」と期待を寄せた。

 また、同支店は川崎市消防団協力事業所にも認定。区内で19番目の認定となった。

 高津消防団は、団員の定員135人に対し、9月8日時点で105人。充足率は77・8%。

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