第49回衆議院議員総選挙が、10月19日(火)公示、31日(日)投開票で実施される。神奈川18区(高津区・神木本町1〜5丁目を除く宮前区・中原区の一部)では、前職の山際大志郎氏(53)、元職の三村和也氏(46)、新人の横田光弘氏(63)の3人が立候補を表明している。
自民党で経済再生担当大臣の山際氏は2003年に初当選し5期を務めた。ワクチン接種の加速や治療薬の普及、人流抑制など徹底した新型コロナウイルス対策や、成長と分配の好循環を可能とする新しい資本主義の実現、経済安全保障の強化などを主な政策に掲げる。「『新時代共創内閣』として信頼と共感を得られる政治を目指す」とコメントしている。
立憲民主党の三村氏は09年に衆議院議員に初当選し、党政調会長補佐、幹事長補佐を歴任。2回目の当選を目指し、「コロナ禍から国民を守る政治」を訴え、消費税5%への時限的減税を掲げる。ほかに実質賃金を上昇させる経済政策への転換、政治の透明化・健全化を争点とし、「多くの方から『政治を変えたい』という切な思いを受け取っている」と話す。
日本維新の会の横田氏は、元県議でIT会社代表取締役。主な政策としてワクチン接種や治療薬普及など第6波に備えたコロナ対策や、財政出動と金融緩和によるボトムアップ政策での経済の立て直しを掲げる。また「足場となる地域問題も重要」とし、多摩川の防災対策なども訴える。「自公の過半数割れを目指し、自民に反省を求めたい」と話している。
(10月11日起稿)
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