JAセレサ川崎(原修一組合長)が11月1日と2日、JR川崎駅改札前東西自由通路で市内産の野菜などで作った「宝船」を展示。川崎駅を皮切りに12月7日まで、市内5つの駅を「農火リレー」として巡る。
新型コロナの影響で中止した「農業まつり」の代替案として、同JAが企画した市内農業のPRイベント。初日の「点火式」では、聖火に見立てた稲穂を先頭に添えた宝船が「出航」した。
宝船は駅ごとに作り替える。今回は白菜やカキ、パンジーなど24種類の農産物を使い、久末支部(高津区)の生産者約10人が高さ2・5メートル、長さ2・8メートル、幅1・8メートルの大作に仕上げた。原組合長は「イベント名には『農の火を消さない』という意味を込めた。応援の輪を広げていきたい」と思いを話す。
高津区では11月24日(水)午後1時から25日(木)午後3時まで、JR武蔵溝ノ口駅に登場する予定。使用した農産物は、子ども食堂などに寄贈される。
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