末長小学校(雲林院泰夫校長)5年生の児童が、12月14日と15日に(株)富士通ゼネラルを訪れ、同社のタイにある工場の社員とオンラインで交流した。
学校が真向かいに位置する関係から、古くから交流があったといい、近年は出張授業や環境教育などに協力している同社。今回は社会科見学として、200人ほどの児童が訪問した。
授業では、タイの工場でのエアコン製造の流れを動画とともに解説。児童は熱心にメモを取りながら、真剣に耳を傾けていた。後半はオンラインで現地とつなぎ、工場で働く社員と話す時間も。児童は「サワディーカップ(こんにちは)」とタイ語で元気にあいさつした。タイでは今の時期も最高気温が30℃に上ることが伝えられると「そんなに暑いときは何を食べているの」「工場の中も暑いですか」といった質問が次々と寄せられ、にぎやかに交流していた。
その後、同社の社内見学も実施。「健康デザインセンター」では、卓球台やバランスボールが設置されているコーナーもあり、児童らは自由に楽しんだ。普段目にすることのないオフィスや研究施設の見学もあり、興味津々で眺めていた。参加した女児は「タイの工場は学校よりもすごく大きくてびっくりした」、「見たことのない機械がいっぱいあってすごかった」と話していた。
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