区民の憩いの場などとして広く親しまれている「高津区市民健康の森」(たちばなふれあいの森)で、今年も「ホタル観賞会」が行われる。
このイベントを主催するのは、区民有志などで構成される「高津区市民健康の森を育てる会」(宮寺貞文会長)。同会は、保全などを手掛けているこの森を「ホタルの里」とすべく17年前から活動。源氏ホタル幼虫の放流を続けている。
区内屈指の風物詩
同会メンバーが卵の採取や孵化、幼虫の育成などを手掛け、近隣にある橘小学校の児童たちと一緒に放流イベントを行うなど地域を代表する風物詩に数えられるこの企画。近年はコロナ禍の影響で大々的な周知が手控えらてきたが、ホタルの育成は行われており、鑑賞会自体も継続。昨年は3年ぶりに、本来のスタイルに近い形での実施に漕ぎつけている。
正式日程「22日までに」
今年も予定通りであれば、5月26日(金)から28日(日)までの3日間。午後7時半から9時ごろまで、幻想的な光の舞を楽しめる。だが前回は、ホタルの羽化が想定より遅く、開催を1週間、先延ばしている。宮寺会長は「日取りは22日(月)までに決めたい。期間中は現地で会員が待機するので、初夏の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している(※正式な日程等は次号本紙で掲載する予定)。
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