高津高校の生徒会執行役員が11月22日に同高校前の線路沿いの清掃活動を行った。
毎月2回行っているこの清掃活動は、自分たちの通学路が汚れていることを解決したいと約1年前から始動。今回は市の機関「環境総合研究所」の担当者も参加した。この研究所では大気や水害、公害の調査や海、陸、川のごみを回収し、まちにどのようなごみが多いか調査している。
当日は、校門より二手に別れ、約40分の清掃活動を実施。タバコの吸殻、プラスチックの包装紙、ペットボトル、靴や布類などで60リットルの袋がいっぱいに。回収したごみは市の担当者が持ち帰り、その種類などを詳しく調べることとなった。
環境総合研究所では「タバコの吸殻が多く、大人が捨てたごみを若い世代が拾っている事実を周知し、対応せねばならない」などとしている。
嬉しい変化も
高津高校の生徒らは、活動を始めて約1年が経ち、その成果に少しずつ手応えを感じている様子。清掃活動を行っていると「いつも有難う」と声を掛けられたり、過去の本紙で取り組みを知った読者から「記事をみたよ、頑張っているね」とエールも貰えるようになったという。同校生徒会の田中悠太さんは「続けてきたことにより、近隣の会社など、様々な人が手伝ってくれるようになった。活動を続けていく大事を改めて感じた」などとコメントした。
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