神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2024年3月15日 エリアトップへ

【Web限定記事】 川崎市内の中学生も挑戦!「車いすハンドボール」 2月24日に体験会を開催

スポーツ

公開:2024年3月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
「ハンドボールにも関心がある」という森元さん
「ハンドボールにも関心がある」という森元さん

 車いすハンドボールの体験会が2月24日、中原区の川崎市とどろきアリーナで開催され、市内外の20人が参加した。

 競技としての車いすハンドボールは歴史が浅く、国内では現在、10チームほどが活動しており、関東では首都圏の選手が東京・新宿などを拠点に練習を続けている。知名度を上げるために、車いすハンドボールの普及活動をしている一般社団法人Knocku(ノッキュー)が今回の体験会を主催。神奈川県ハンドボール協会と川崎市ハンドボール協会が共催した。

 参加者は車いす生活を送る障害者5人と、車いすハンドボールに興味を持つ健常者15人で、慶応大大学院生の小貫怜央さんが講師役を務めた。まずは車いすの使い方から練習。車いすバスケットボールで利用するものと同じ仕様で、日常的な車いすユーザーたちも進む速度や回転しやすさなどに驚いた様子だった。ゲームに必要な技術を一通り習った後、4チームに分かれてミニゲームに挑戦した。

 市立南河原中学3年の森元晴さん(15)は車いすハンドボールを初めて体験したというが、車いすバスケに熱心に取り組んでいるといい、初めてとは思えない活躍を見せた。「ボールのスピード感がめちゃくちゃすごい。バスケとは違う面白さがあって楽しい」と満面の笑みで語る。

 市内在住で首都圏のハンドボールクラブチームで活躍した経歴のある県立鶴見支援学校教諭、谷口俊さん(30)は「立位のプレーと違い、一つの動きも色々と考える必要がある。いい体験ができた」と話した。

 車いすハンドボールの国際大会としては今年、2回目となる世界選手権が開催される。3月3日(日)にはその代表選考会が市立川崎総合科学高校で開かれる。県協会の長村昇理事は「これからハンドボールが活発な川崎を拠点に、車いすハンドボールを普及していく」と話していた。

投げ方のコツを教わる参加者
投げ方のコツを教わる参加者

高津区版のローカルニュース最新6

市制100周年に相応しく、盛会

【Web限定記事】

市制100周年に相応しく、盛会

高津区子ども会連合会が総会

4月26日

魅せた「造園作家の心意気」

【Web限定記事】

魅せた「造園作家の心意気」

イベントで溝口エリアの緑化を後押し

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

「写真供養」、今年も6月に

川崎写真師会

「写真供養」、今年も6月に

実施概要決まる

4月25日

リニューアル、進捗を公開

東名高速多摩川橋

リニューアル、進捗を公開

工事の概要、一般PRも

4月25日

優勝の喜び、再び噛みしめ

富士通レッドウェーブ

優勝の喜び、再び噛みしめ

JR川崎駅そばで「報告会」

4月25日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook