神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2011年6月24日 エリアトップへ

フェスタサマーミューザ 市内5会場で開催 7月27日(水)から8月14日(日)まで東京交響楽団など9オーケストラが14公演

公開:2011年6月24日

  • LINE
  • hatena
会見で抱負を語った加納民夫日本オーケストラ連盟理事・事務局長(左)、阿部孝夫川崎市長(中)、大野順二東京交響楽団楽団長
会見で抱負を語った加納民夫日本オーケストラ連盟理事・事務局長(左)、阿部孝夫川崎市長(中)、大野順二東京交響楽団楽団長

 ミューザ川崎シンフォニーホールが主催する夏のメインイベント「フェスタサマーミューザKAWASAKI2011」が7月27日(水)から8月14日(日)まで開催される。今年はミューザ川崎シンフォニーホールが東日本大震災で被災したことから、市内各地のホールを利用して行われる。

 13日に開かれた記者発表で加納民夫日本オーケストラ連盟理事・事務局長は「こうした時代だからこそ、心を癒すだけでなく、あすへの希望をつなげることがオーケストラの仕事」と、力をこめた。同フェスタは、川崎市を拠点とする東京交響楽団をはじめ、神奈川フィルハーモニー管弦楽団など、首都圏を拠点に活躍する9つのオーケストラによるクラシック公演。今年で7回目を迎える。

 従来はミューザ川崎シンフォニーホールが会場となるが、今年は東日本大震災の影響でホールが使用できなくなった。被災後、同ホールには電話やインターネットなどを通じ、ファンから「続けて欲しい」「毎回楽しみにしている」といった要望が寄せられていたという。こうした後押しなどを受け、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワや洗足学園音楽大学前田ホールをはじめ、市内5ホールで実施されることになった。会場を分散しての開催に関し、阿部孝夫市長は「これまでとは違う味わいになるのでは」と述べ、新たなクラシックファンの拡大に期待を寄せる。

 今年は「今こそ届けたい!『音楽のまち・かわさき』が贈る、夏の音楽祭」をキャッチフレーズに14公演を行う。多くが70分程度の短時間と、1公演あたり2500円で楽しめるのが売り。クラシックコンサートのほか、ジャズコンサートや子ども向けのファミリーコンサート、楽器体験など、音楽を身近に感じてもらえるようなイベントも行われる。

 チケットは今月24日(金)からミューザ川崎シンフォニーホール(【電話】044・520・0200)などで一般発売される。
 

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook