主題は「地域防災」 区民会議の取組み
第4期高津区区民会議(佐藤忠委員長)の第2回会議が12日、高津区役所で行われ、今期(第1節)の取り組み課題には、前回会議で委員の半数から提案された「地域防災」に決定した。今後はこのテーマに沿って区民会議独自の取組みを進めていく。
第2回会議には委員や県議、市議、行政関係者、傍聴人ら約50人が出席した。会議では、平成25年度までの第1節の期間に取り組む課題や第4期区民会議の取り組みスケジュールなどについて議論が交わされた。
提案課題に関しては前回会議で各委員から意見が出されていたが、東日本大震災の影響から地域防災に関する提案が半数を占めた。
このことを受け、今会議までに実施された課題検討会、第1回事前検討会でテーマを「地域防災」にしぼった。会議では委員から「防災は社会的にも、第一義的に叫ばれていること」、「単位町会の訓練などを(他の町会が)見学することも大切」などの意見が挙がり、正式に決定された。取り組み期間に関しては、現時点では決めず「必要に応じて第2節でも取組みを継続する」といった案が出た。
取組みの中心となる担当委員には、地域防災関連の課題を提案した委員など14人が選ばれた。今後は企画運営会議や事前検討会を通して区民会議独自の取組みを進め、区地域防災計画の改訂に反映させる。また、フォーラムや広報により区民に周知を図っていく。
会議では、地域防災関連を含め、他の提案課題に対する現状の対策が行政側から行われたほか、区民会議の広報手段などについても活発な議論が交わされた。
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5月3日