神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2013年5月31日 エリアトップへ

ベーゴマ日本一のコンビニ 新作のファミリーマート

公開:2013年5月31日

  • LINE
  • hatena
店主の宮田さん
店主の宮田さん

 「うちはベーゴマ日本一の店なんだ」。そう豪語するのは、宮田守さん(62)。経営しているのはコンビニエンスストア・ファミリーマート宮田新作店だ。

 コンビニなのにベーゴマ日本一? 店を訪れてみると、一般的なコンビニではない。店内には、駄菓子や懐かしい玩具などがところ狭しと陳列されており、コンビニというより駄菓子屋のような雰囲気だ。

 宮田さんは、店をオープンした2000年からベーゴマを販売しており「ベーゴマのために店を始めた」のだとか。現在、取り扱っているベーゴマの種類はおよそ60種。ベーゴマを生産する株式会社日三鋳造所の社員は「取り扱いの種類は、宮田さんの店が日本一といってよいと思う」と話す。噂を聞きつけ店を訪れるファンは多く、遠くは北海道から訪れる人もいたという。

 宮田さんがベーゴマの魅力にとりつかれたのは今から18年前。当時子どもが通っていた町田市の幼稚園でベーゴマに出合ってからだ。「コマを強くするために、削って改良して遊ぶのが楽しい」とベーゴマの魅力を語る宮田さんは、子どものように目を輝かせる。

 店内にはベーゴマ本体のほかにも、改良するために使うヤスリや、床(ベーゴマを回す台)が並び、遊び方を指南するオリジナルDVDまで販売している。日々、ベーゴマを研究する宮田さんは、オリジナルの紐の巻き方「宮田巻きスペシャル」も開発した。

 小学校などにベーゴマの先生として招かれることもある宮田さんは「今の子どもが遊ぶのは簡単なゲームばかりで、我慢が足りない。難しいことに挑戦し、成功したときの達成感を感じてほしい。これからもベーゴマの魅力を伝えていかなければならない」と語った。

高津区版のローカルニュース最新6

諏訪エリアの恒例行事、今年も

【Web限定記事】

諏訪エリアの恒例行事、今年も

5月6日「ふれあいフェスティバル」

5月17日

2年ぶり「ソプラノリサイタル」

「川崎の歌姫」桜井純恵さん

2年ぶり「ソプラノリサイタル」

5月26日 すくらむ21ホール

5月17日

「サークル祭」まもなく

高津市民館

「サークル祭」まもなく

6月8日・9日 区内団体、活動成果を披露 

5月17日

「まち、一緒に盛り上げて」

まちの企画室第4期プロジェクト

「まち、一緒に盛り上げて」

座談会やメンバー募集も

5月17日

「川崎の名で初代王者へ」

NECレッドロケッツ

「川崎の名で初代王者へ」

市長に来季抱負語る

5月17日

川崎の業者が「助っ人」

 都会の遺体安置場所不足 多死社会

川崎の業者が「助っ人」

5月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook