川崎市民プラザ(新作1の19の1)は4月1日から、同施設の駐車場の有料化を開始した。施設利用者は入庫後6時間までは無料だが、超過すると30分までごとに100円を支払う。同プラザによると4月10日現在(取材時)も、有料化後の運用について市との協議が続いており、今後、利用方法などが変更になる場合もあるとしている。
駐車場利用者は来館後、施設内にある「有料駐車場コーナー」で駐車カードを取り、タイムスタンプ機で入庫時刻を打刻する。カードは施設利用後まで各自で保管し、利用後は同様に出庫時刻を打刻する。駐車後、最初の6時間までは無料で、以降は30分までごとに100円、1日の最大料金は1000円としている。6時間を超えた場合は、駐車カードを総合フロントに提出し、所定の料金を支払う。駐車料金精算機の設置などはしない。
6時間まで無料とする理由については「川崎市民プラザは(体育館、劇場などを持つ)複合施設であり、長時間利用を推進するため」としている。プラザ職員は「施設内で講座を受けた後、お風呂など他の施設を利用される人も多い。また、企業など法人利用では、会議室を長時間使用するケースも少なくない」と話す。
同プラザによると、有料化の背景には、市の施設の駐車場利用に関する受益者負担の公平性確保がある。区内のスポーツセンターなど公の類似施設ではすでに駐車場利用が有料化されていたが、川崎市民プラザでは無料だった。そのため、受益者負担の公平性を保つため、市が同プラザに有料化を求めたという。
市によると、橘出張所、プラザ橘、てくのかわさき、川崎市男女共同参画センターなど、まだ駐車場利用が無料の公共施設の有料化は未定という。
今月から有料化したが、同プラザは現在、利用状況などをみて、使いやすさ向上などのために市との協議を進めており「いまの利用方法が今後変更になる可能性もある」としている。
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