法政二高硬式野球部 OBと共に古豪復活へ 31日には法大高とOP(オープン)戦
1988年の全国大会出場以来、甲子園の舞台から遠ざかる法政二高(中原区)が、5月31日に木月大町のグラウンドで法大高(東京都三鷹市/旧法政一高)を迎え撃つ。これは、母校の復権をめざし柴田勲氏、田淵幸一氏ら法大OB会などが企画したオープン戦。付属校同士が切磋琢磨することで、しばらく遠ざかっている甲子園出場をめざす。
法政二高野球部は1939年に創部。これまで甲子園に春夏合わせて11回出場、全国制覇も2回果たしている。巨人で活躍した柴田勲氏など、名選手も多数輩出してきた。しかし、25年以上甲子園の舞台に立てていない。
そこで、母校を再び甲子園の舞台に導くべく、法大OB会などが中心となり、同じく甲子園出場から遠ざかっている法大高とのオープン戦を企画した。これまでに両高が対戦したことはほとんどなく、ここ数年では1度もないという。両校を競わせ、より切磋琢磨させることでチーム強化することがねらい。OB会の関係者は「高校で育った選手が法大野球部に入部すれば、大学野球部の強化にもなる。高校、大学、OB会の”オール法政”で強い法政を取り戻したい」と意気込む。
柴田氏、田淵氏らも観戦へ
チームを指揮する絹田史郎監督は「法大高とは他県で代表を直接争う事のない立場だが、お互いの活躍を意識する関係。今年の夏は両校が揃って代表校となれるような、良いオープン戦にしたい」と話す。
オープン戦は午後1時プレーボールで雨天中止。一般の観戦も可能。当日はOBの柴田氏、田淵氏らも駆けつけるという。
法政二高の北詰昌敬校長は「地域全体で応援して頂き、それに応える結果を出せるよう生徒、スタッフ共々がんばっていきたい。ぜひ当日は地域の方々にも試合を見に来てもらえれば」と話す。
|
|
|
|
|
|
4月26日