川崎商工会議所高津支所主催の経営革新セミナーが5月14日、ホテルケイエスピーで開かれた。講師として登壇したのは専修大学経済学部教授で高津ものまちづくり会会長の遠山浩氏。「高津工業史〜高津工友会・下野毛工業協同組合・川崎北工業会の形成と地元住民との共生に向けて」と題して講演した。
高津ものまちづくり会は、下野毛工業協同組合と川崎北工業会の有志、川崎フロンターレ、専修大学遠山ゼミで構成され、「町工場と住民の交流促進」が2013年度の高津区協働事業提案事業に採択された。オープンファクトリー(工場見学)などを実施し、地域住民と交流している。
遠山氏は高津区内にある工業地域について解説。下野毛、久地・宇奈根は住民と共生が必要な準工業地域であることから「日本の産業を支える重要な地域。その担い手は日本社会にとって重要。彼らが働く環境を維持するために『高津ものまちづくり会』の取り組みがある」と話した。
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