「東海道川崎宿三角おむすび」レシピコンテストの決選投票が4月2日、稲毛公園(川崎区)で開催され、下作延在住の谷りりさんのレシピが優勝作品に選ばれた。応募総数99作品。
谷さんが考案したおむすびは、甘辛の鶏そぼろと錦糸卵、梅を効かせた彩り華やかなおむすびだ。高津区出身で稀代の芸術家・岡本太郎をイメージしたという作品名は「おむすびはバクハツだ。」。谷さんは、「みんなが好きなものをぎゅっと詰めこみ、誰でも作りやすく、確実に美味しいレシピをテーマに作りました」と思いを話す。
「にぎる楽しさ伝えたい」
谷さんは食品宅配事業者が利用者向けに配布するリーフレットに掲載するレシピを20年以上提供していた。「レシピはあくまで皆さんの料理のヒントになるものを」という谷さん。家庭の味付けにアレンジしやすいよう、シンプルなレシピを心がける。
今回のレシピも「大人用にラー油を加えて辛めにしてもいいし、錦糸卵は卵焼きでもいい」とアレンジは自由自在。「料理の発見を楽しんでほしい」とも。
現在は主婦をする傍ら月に1度、自宅でおにぎりワークショップを開催している。「おむすびを作る楽しさ、美味しさが伝われば嬉しい」と話す。レシピはHPで公開。「東海道川崎宿三角おむすび」で検索を。
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