国学院大学の陸上競技部=写真=が1月2日と3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する。陸上競技部の合宿所が区内大山街道沿いにあり、地元の応援熱も高まっている。
同大は3年連続12回目の出場で、過去最高順位は総合10位。前回大会は総合14位でシード権を獲得できず、10月に行われた予選会からの参加となったが、4位通過で本選への切符を掴んだ。
今年の目標はシード権獲得と8位以内の成績だ。前田康弘監督は「目標は現実味がある。今の戦力なら届かないところではない」と話し、「どの大学よりも勢いがある」と手応えを語る。
その要因となるのが主将の土方英和選手と青木祐人選手、浦野雄平選手の3年生トリオだ。土方選手は1万mで同大歴代記録を更新、青木選手も5000mで記録を塗り替えた。特に注目の浦野選手は前回大会で1区2位の成績で走り、今年3月の世界大学クロスカントリー選手権大会では日本代表にも選ばれている。
前田監督は「ライバル同士で非常にいい関係」と話し、チーム仲も良い。スローガンである「歴史を変える挑戦」を合言葉に、11月の全日本大学駅伝では過去最高順位の6位も記録している。
当日の試合展開については、往路の2区と5区がポイントだという。前田監督は「前半で前に出て、後半逃げるイメージ」と話し、「走れる選手が多く今年は絶対にシード権を狙う」。土方選手は「力を出し切って、笑顔でゴールを迎えられれば」と意気込みを語った。
|
<PR>
高津区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|