神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年2月22日 エリアトップへ

南武線津田山駅 利便性向上「まず一歩」 橋上駅舎、北口供用決まる

経済

公開:2019年2月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
現駅舎には撤去を惜しむ声も
現駅舎には撤去を惜しむ声も

 2017年から各種作業か進められているJR南武線「津田山駅」の橋上化(きょうじょうか)工事の進捗に併せ、新駅舎の北口一部の供用が今年6月から開始されることがこの程、発表された。

 この事業は、津田山駅の利便性向上などを主な目的に川崎市の要望を受けたJRが進めているもので総工費は約22億円。

 現在は線路の上に駅舎と自由通路を新設する「橋上化」と呼ばれる工事が行われており、一部供用が始まる今年6月からは既存の駅舎から川崎方面に100メートル程度移動。新駅舎はエレベーターが改札内外に備わっておりこれまで”南武線で唯一”と揶揄(やゆ)されてきた「未バリアフリー化問題」に対応。喫緊の課題解消にまず一歩、踏み出す格好となる。

自由通路”道半ば”

 だが、利便性向上へのもう一つの目玉となる「自由通路」については、来年春頃に南口側の工事完了を以て開通となるため、当面は道半ばといった状況。現駅舎にほど近い「津田山第一踏切」などでは朝のラッシュ時を中心に殆どの時間、往来できなくなる「開かずの踏切」となる機会も多く、同駅利用者の不満の要因となっている。

 また近隣にある下作延小学校の児童にとっては、この踏切が通学路になっており車道との距離も近いため、保護者からは「1日も早く南口の工事を完成させて、自由通路で安全な登校を実現させて欲しい」といった声も寄せられている。さらに新駅舎の完成に伴い撤去予定の現駅舎については「津田山駅」の名称で開業した1943年からの歴史を刻んでおり、一部マニアからは保存を求める声もあがるなど、各方面から注目を集めている。

供用開始後は乗降ホームに直結するエレベーターも設置される
供用開始後は乗降ホームに直結するエレベーターも設置される

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のトップニュース最新6

「駅舎」「踏切」改善を

南武線久地駅

「駅舎」「踏切」改善を

有志の署名活動、3年目へ

5月3日

地域の健康支え、20年

元気な高津をつくる会

地域の健康支え、20年

風物詩「つどい」は5月12日

5月3日

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook