神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年7月5日 エリアトップへ

シニア向けスマホアプリ 「楽天シニア」高津で始動 健康寿命延伸などに一役

社会

公開:2019年7月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
誰でも使いやすいようにシンプルな設計となっている
誰でも使いやすいようにシンプルな設計となっている

「ポイント」励みに

 世田谷区に本社を構える楽天株式会社が、シニア世代の健康増進をサポートするスマートフォンアプリを開発。先月から高津区など市内3区でサービスの提供を開始した。

 「楽天シニア」と呼ばれるこの無料アプリには歩数計機能が備わっており、利用者がスマホ片手に1日の目標歩数(4千歩)を達成すれば、あらかじめ設けられている登録施設の専用端末にQRコードをかざすことで同社の「楽天スーパーポイント」が貯まる仕組み。

 当初は高津区のほか、中原区、幸区にある計12カ所(下欄)に、専用端末がありスポットは順次拡充する予定。健康寿命の延伸サポートなどを目的に1年以上かけてアプリを開発した担当者は「具体的な目的地を設定し、そこを訪問することでポイントがもらえるというインセンティブ(報奨)が、日々のウォーキングの励みになれば」と、その趣旨を説明している。

 またアプリには「知る」「運動」「遊ぶ」など目的別に分類されたカテゴリーがあり、地元エリアで開催される講座やワークショップ、体験教室、コンサートの情報などを掲載。有料イベントの場合、アプリを経由して申し込めば参加費用の1%が前出のポイントで還元される機能や、予約した催しを画面上の「参加予定」のタブに表示させスケジュール管理を容易にする機能も備えている。

今後普及に期待

 もうすぐサービス開始から1カ月。専用の端末を設置している「ムサシボウル」(溝口)では、支配人の下村光夫さんが「まだまだこれからといったところですね」と話すように、シニアのライフスタイルに普及・定着するためには、総じてまだ時間を要する様相。しかし高い可能性を秘めた新機軸に「今後も地域とシニアをつなげる仕組みの一つとして、活用の方向性を模索していければ」と、展望を語っていた。

アプリダウンロード用QRコード
アプリダウンロード用QRコード

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook