神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2020年6月26日 エリアトップへ

睦高津連合会 「神輿ないなら献血を」 コロナ禍、区民祭中止受け

社会

公開:2020年6月26日

  • X
  • LINE
  • hatena
発案者の平山会長
発案者の平山会長

 新型コロナウイルスの影響を受け、イベントの中止が相次ぐ中、新たな取り組みを始める動きもある。高津地区の神輿団体などが所属する睦高津連合会(平山政勝会長)は、中止となった高津区民祭の開催日、7月19日に区役所で献血活動を行う。同会は「祭りがないなら何ができるのか、を考えるとき」と話す。

 神輿パレードで高津区民祭を盛り上げてきた睦高津連合会。平山会長は「会でも中止を寂しく思う人は多い。やりたいのはやまやまだが今は我慢のとき」と語る。

 中止を受けて実施する献血活動は平山会長の発案。平山会長は毎年4月、増上寺(東京都)のみこし講に担ぎ手として参加するとき、担ぐ前の献血が恒例となっている。

 今年は新型コロナの影響でみこし講は中止となったが、献血のため同寺院へ訪れると、コロナ禍により献血協力者が減っていることを聞いた。平山会長は「献血なら、うちの会でもできるのでは」と三役に相談。同会所属の神輿を持つ9町会の会長に協力を依頼している。活動の話を聞いた鈴木哲朗区長の申し出を受け、献血バスの配置場所は高津区役所に。献血バス1台当たり採血できる人数は約70人。町会、神輿団体を中心に呼び掛けるが一般の協力者も受け付ける。

 平山会長は「神輿はひとりで担げない。だからなのか有事のときはすぐに集まれる仲間が多い。できることをやっておきたい」と話す。

血液不足の懸念も

 新型コロナウイルスの影響により、企業や大学で実施される献血活動が減少している。県赤十字血液センターによると、4月、5月は予定していた会場の4割以上で中止となった。担当者は「現状のままでいくと血液不足の恐れもある。こうしたご協力は本当にありがたい」と話す。

写真のたなかや

ひと味ちがう写真はプロにお任せ

044-822-3466

<PR>

高津区版のトップニュース最新6

「駅舎」「踏切」改善を

南武線久地駅

「駅舎」「踏切」改善を

有志の署名活動、3年目へ

5月3日

地域の健康支え、20年

元気な高津をつくる会

地域の健康支え、20年

風物詩「つどい」は5月12日

5月3日

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook