川崎市の脇往還の一つで、高津区をはしる大山街道に関する歴史資料などを展示し、市民の学習の場などとしても親しまれている「大山街道ふるさと館」(小林正人館長/【電話】044・813・4705)が一般へのギャラリー開放を行う。
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これは通常セミナー等で利用される館内「イベントホール」を広く活用してもらおうというもの。同館では大山街道の歴史にまつわる展示物等を中心とした「常設展」「企画展」などを適宜行ってるほか、館内の一角に「ミニ市民市民ギャラリー」を設置。市民の作品などを展示している。一方「イベントホール」にはギャラリー開催のためのパテーション(仕切り)などが備わっているにも関わらず、その他用途での利用ニーズが殆ど。日程調整も難しい事から近年は「写真展」や「個展」の開催を前提とした一般開放は実施されなかったという。
来年以降も継続へ
だが例年、夏休み期間などにはイベントホールの利用希望者が少なくなる傾向にある事から、同館ではこのタイミングで「ギャラリー開放」を復活させる事を決定。昨年秋に利用者を募り、4日間会期の「写真展」と5日間会期の「個展」を実施する運びとなった。
今日8月7日(金)から10日(月・祝)は、市内で天文活動を行っている「多摩天文グループ」による写真展、12日(水)から16日(日)は、市内で切り絵などの制作活動を行う青木幸夫氏=今号・人物風土記=による個展が予定されている(いずれも入場無料。来場時のマスク着用など感染症予防対策必須)。小林館長は「来年度以降も5月の大型連休やこの時期、継続的にイベントホールのギャラリー利用を実施できれば」などと話している。
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