地球環境保全に向け、優れた活動を行う団体などを表彰する今年度の「かながわ地球環境賞」(主催・神奈川県など)がこの程発表され「高津区市民健康の森を育てる会」(宮寺貞文会長)が部門賞に選ばれた。
有志ボランティアグループとして活動する同会の会員は約60人。区内千年、橘小学校の裏手に広がる区民の憩いスポット「高津区市民健康の森」を主な活動拠点に、7ヘクタールを超える広大な敷地の維持・管理などを手掛けている。また保全のみならず、健康とレクリエーションの場の提供やコミュニティづくりへの寄与、都市防災機能の発揮など多岐にわたる活動を幅広く展開。コロナ禍に見舞われた昨年も、三密を回避するために「こいのぼりイベント」「ホタル観賞イベント」を告知なしに実施するなど、そのユニークな取り組みで地元の文化醸成の一翼を担っている。
こうした各種取組みが「地球環境保全に向けた実践的な活動を行い、その功績が顕著で他の模範となるもの」として今回「地球環境保全活動部門」の表彰に繋がった。
宮寺会長は「今後、子どもから大人まで地域における様々な世代の参加を募る事で、次世代に里山の自然環境を受け継いでいけるような活動を、適宜行っていければ」と、喜びを表している。
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