区内久末在住の中学3年生、金子るるなさん=人物風土記で紹介=が、先月29日に行われた「神奈川県春季少年少女空手道選手権大会」の中学生女子組手部門で優勝。8月に鹿児島県で開かれる全国大会に駒を進めた。
蹴り技、冴える
元々、通っていた幼稚園の課外授業で空手と出会い、中でも互いに技を掛け合う「組手」に惹かれた金子さんは、小学4年生の秋から県の代表選手に選ばれるなど着実に成長。昨年12月に行われた「全国選抜神奈川県予選会」では学年別の部門で優勝。県内の有力選手が学年を問わず実力を競った今大会にもシード選手として名を連ね、軽快なフットワークと得意の蹴り技で相手選手を翻弄。53人でのトーナメント戦を危なげない勝ち上がりで制し「ほっとしました」と、晴れやかな笑顔を見せていた。
いざ、集大成の舞台へ
中1の妹・希彩(のあ)さんと共に、空手道に邁進する
るるなさん。現在は公立校で空手部のある横浜市内の中学校に一緒に通い切磋琢磨しながらレベルアップに努めている。8月の全国大会も、部門は違うものの姉妹揃っての出場を決めており、周囲からの期待も高まりつつある様子。特に、るるなさんにとっては中学生としての集大成ともいえる大舞台となるだけに「入賞出来るよう今、やるべきことをしっかりやっていければ」と抱負を話している。
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