神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2022年10月7日 エリアトップへ

北見方町会 「歌おう会」節目の 100回 地域交流にも大きく貢献

社会

公開:2022年10月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
指導にあたる桜井さん(右)と参加者
指導にあたる桜井さん(右)と参加者

北見方町会(藤原忠興町会長)が月に一度行っている催し「北見方歌おう会」が、9月27日に100回を迎えた。地元歌手の桜井純恵さんが講師として指導にあたり、住民同士の交流の場となっている。

 「歌おう会」は、歌を通じて地域で交流をもとうと、同町会婦人部が2013年7月に始めたもの。町会には歌やカラオケが好きな人が多かったことも踏まえ「いろんなジャンルの曲を歌いたい」と、当時後援会ができたばかりだった桜井さんに相談し、講師を担当してもらうことに。新型コロナの影響で中止していた時期もあったが、現在は文化部が主催し原則毎月一回、住民に限らず誰でも参加可能とし、北見方公民館での開催を続けている。毎回50代から70代の人を中心に30人ほどが参加し、シャンソンやカンツォーネ、歌謡曲、軍歌なども歌ってきた。昔の歌を歌うときには故郷を思い出して涙を流す人も。ともに歌うだけでなく、会終了後には参加者同士が談笑する姿や場を変えて懇談を図る姿もみられるという。

声出して元気に

 27日に行われた100回記念の会には21人が参加。楽譜を手に桜井さんによる歌い方の指導を受けながら「にじ」や「てのひらを太陽に」「翼をください」などを歌いあげた。「何もなくてもできる音楽参加の一歩が、手をたたくこと。楽しくいきましょう」と桜井さんが呼びかけると、伴奏や歌に合わせた手拍子や振り付けも行い、参加者からは笑顔がこぼれた。

 町会役員でもあり、毎回参加しているという塚本幸江さんは「元気をもらえて楽しい。月に1回なのがさみしいくらい」と笑顔をみせた。桜井さんは「コロナ以前はもっと多かったが、今は北見方以外の人も来てくれている。地元で、対面で皆さんの顔を見てお話できる大事な場」と話す。また藤原会長は「みんなで歌って声を出して、明るい元気な気持ちになる。歌を通して地域の中で交わることができる、それが大事なこと。これからも続けていきたい」と、今後の活動にも意欲をみせている。

 次回は10月25日(火)、午前10時から11時45分に北見方公民館(問い合わせ、予約【電話】044・811・4211)で開催する予定。参加費500円、定員30人。同会ではマスク着用や当日の検温などを呼びかけている。

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook