神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年3月15日 エリアトップへ

片町交差点 「庚申塔の祠」、修繕が完了 通りの安全見守る象徴

文化

公開:2019年3月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
修繕された庚申塔
修繕された庚申塔

 昨秋発生した台風の影響で破損した、大山街道踏切近く、片町交差点の「庚申塔(こうしんとう)」の祠(ほこら)の修繕が3月8日に完了した。修繕を取り計らったのは、庚申塔が建つ土地を所有する内田壽一さん(64)。「街の風景として住民に認識されている。お世話しようと思った」と話す。

 庚申塔とは、庚申信仰に基づく石塔のことで、信仰は庚申の日に徹夜して健康長寿を願う。片町の庚申塔は大山街道の道標をかねているとされ、「東江戸」「西大山」、「文化3年」(1806年)と刻まれている。

 内田さんによると、毎年12月29日朝9時、庚申塔に鈴を下げ参拝する慣わしが現在も続いている。由緒は不明とし「先代も先々代も行っていた。車や人の往来が多いので、1年の平穏無事の感謝に」と内田さんは話す。

 庚申塔の向かいで洋菓子店を営む持田和男さん(76)も参拝するひとり。持田さんは「親が毎朝手を合わせていた。通行人がお供えや拝む様子も見かけるので、自然と手を合わせる場所になっているのかな」と話した。
 

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook