JAPAN OPEN 立石諒選手2種目でV 上海の世界選手権に出場決定
先月20日から22日にかけて行われた「ジャパンオープン2011」(大阪府立門真スポーツセンター)で、男子平泳ぎに出場した立石諒選手(NECGSC玉川/慶應義塾大学4年)が50mと100mで優勝した。100mにはオリンピック金メダリストの北島康介選手も出場しており、堂々の勝利だった。
立石選手は「7月に上海で行われる競泳世界選手権へ向けての強化トレーニング中だったため、ジャパンオープンの前日まで厳しい練習を行っていた。その状態でも優勝できた事はとても嬉しく、自信に繋がった。世界選手権で最高の泳ぎができるように頑張りたい」と話していた。現在、ヨーロッパGPに参加中、その後世界選手権に向けた最終調整に入る予定だ。
立石選手を指導する高城コーチは、「立石選手は泳ぎの技術や体格・力というものは世界のトップレベル。落ち着いて自分の泳ぎができれば世界の舞台でも必ず活躍できる」と期待を寄せている。
立石諒(たていしりょう)選手…身長182cm、 1989年6月12日生まれ、 22歳、神奈川県出身、AB型。高校時代から短水路高校新記録を更新し、一気に平泳ぎのトップ選手へと上り詰めた。「ポスト北島康介」、「北島康介を超えた男」と言われ将来が期待されている。2007年の北京五輪選考会では、出場が有力視されながら代表落ちを経験した。昨年の広州アジア大会では男子平泳ぎ100mで北島選手を破り優勝。周囲の支援を受けて見事復活を果たした。NECGSCのコーチ、スタッフと二人三脚で、目標であるロンドンオリンピックでの活躍を目指す。
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4月26日
4月19日