強豪校支える"2つの力" 玉川中吹奏楽部県コンクール金賞
吹奏楽の強豪校として県内でも有名になった玉川中学校吹奏楽部(吉田豊美顧問、加藤眞一顧問)が先月によこすか芸術劇場で行われた「神奈川県吹奏楽コンクール中学校B部門(35人以下)」で3年連続5回目の金賞を受賞した。
玉川中吹奏楽部を支えているのが「伝統の力」と「他部活動の助人」だ。同部では外部からプロ講師等を呼び、厳しい指導のもと技術に磨きをかけ、レベルの向上を図っている。しかし部員19人と強豪校としては珍しく楽器のパートが揃っていないというハンデを背負っており、そこで大きな役割を担っているのが他の文化部や運動部に声をかけ集まった助人だという。「年々部員が少なくなっており、他部活からの協力が重要になっている。しかし逆に伝統の力も感じられるようになった。最近は1年生や助人が入ってもレベルアップするのが早くなった。一人ひとりの意識が変わっているんだと思う」と吉田先生。
今月17日には東関東吹奏楽コンクールが始まる。部長の塩崎嘉子さんは「沢山の人たちの協力があって出られるコンクール。皆と心を一つにして、今まで練習してきたことを出し切りたい」と抱負を語った。
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4月26日
4月19日