市政報告 「京浜臨海部ライフイノベーション特区構想」が国際戦略総合特区に指定 公明党川崎市議団 川島まさひろ
新しい年を迎え、皆様も心新たにスタートされたことと思います。私も市議会議員として2年目を迎える本年。昨年以上に「皆様の声をカタチに」との決意で取り組んでまいります。
さて、昨年12月22日に川崎市と神奈川県・横浜市が共同で申請した「京浜臨海部ライフイノベーション」の特区構想が、内閣総理大臣から「国際戦略総合特区」として指定を受けました。
この特区では、世界のどの国よりも早く超高齢化社会を迎える日本が、高齢化に伴う医療費の増加や生活習慣病の増大などの課題を解決していくため「個別化医療」「予防医療」の実現を通じ、健康寿命の延伸や社会保障費の抑制といった、超高齢化社会に伴う課題の解決に取り組んでいきます。新薬開発や健康関連産業への波及効果を期待する声が中原区民からも寄せられています。
羽田空港に近接する立地や京浜臨海部に集積する産業・技術や実験動物中央研究所に代表される最先端研究開発機関等の地域資源を最大限活用し、規制緩和や税制優遇の対象となる特区として「再生医療」「がん・生活習慣病の抑制」「公衆衛生・予防医学」を重点分野とした国際競争拠点の形成を目指します。
将来的には、脊髄損傷治療やアルツハイマー治療の実現、革新的な抗がん剤・がん診断技術の開発、革新的な医療機器の開発等が成果として期待され、「医療費の削減」「雇用の拡大」「経済成長」等の波及効果があると予想され、特に、経済効果は5年後には約3000億円と市では見込んでいます。国際的な課題解決に貢献しながら、我が国経済の持続的な発展を牽引するこの取り組みを今後も推進して参ります。
川崎市議会議員・川島雅裕
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5月3日
4月26日