地域一体となって安全・安心な街を 中原消防署長 山口 高広
昨年の震災以降、区民一人ひとりの防災意識は非常に高くなっております。
町内会の避難訓練や高層マンションの階層に分けた救援物資リレー、中学・高校生の災害学習、商店街の自主防災組織の立ち上げなど、地域が一つになって安全・安心の街を目指して取り組んでおります。
中原署では「一家に一人の市民救命士」を目標に掲げ、地域の担い手としていざというときに、区民が救護・救援活動できるよう育成に尽力しています。震災が起きたときに落ち着いて行動・判断をとるためにも、知識や備えの重要性を一人でも多くの区民に伝えていきたいと考えております。
また、震災時に注意してほしいのが、家庭内でのケガと火災です。「小さい子どもがいる部屋には大きな家具を置かない」「枕元にはスリッパを置いて逃げるときは素足にならない」、そしてグラッときたら「まず身の安全を守る」「火を使っている時はあわてずに消す」、これだけでも二次災害を減らすことが出来ます。
そして、心の余裕を持つためにも、最低でも3日分の非常食や水、救急道具などの備蓄品は揃えてほしいと思います。
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4月26日
4月19日