災害に強い街づくり目指して 中原区長 小野寺 京子
昨年3月11日は、中原区でも最近では経験のない震度5弱の揺れがあり、幸い人的被害はなかったものの、交通機関の麻痺や計画停電、食料品やガソリン不足等により日常生活に少なからず支障を来しました。
中原区では再開発地域での大規模マンションの建設が進む一方で、昔ながらの街並みも多く残っています。自宅の耐震補強や災害時の行動をイメージしておくなど『自助』による減災に向けた取組みが大切です。
また震災後、区内の自主防犯組織も101に増え、地域で避難所運営マニュアルを作成するなど、『共助』による取組みも進められています。『公助』の面でも備蓄スペースのある小学校には毛布やアルファ化米、仮設トイレを備蓄。また6月以降、警察・消防・鉄道各駅・学校と帰宅困難者や駅での滞留者への対応等について、意見交換や情報共有の場を設けたところです。
震災後、地域における防災意識の高まりを感じます。区役所でも地域防災力の向上に向け「防災フォーラム」や「防災フェア」を開催しました。今後も避難所運営会議や防災訓練を通じ、いざという時の取るべき行動や備え等を確認しあうなど、災害に強い街づくりに努めてまいります。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日