振り込め詐欺を未然に防止したとして9月13日、セレサ川崎農業協同組合小杉支店(市川秀幸支店長)に中原警察署(前田克彦署長)から感謝状が送られた。
同支店では9月6日、「息子が友達と賭けをして借金をした。弁護士にお金を払わないといけない」という理由で500万円の預金を引き出しに来た女性に対し話を聞いたところ、「事前に携帯電話の番号が変わったという電話があった」など不審な点が多かったことから引き出しを保留。顔見知りだったため、樋口圭渉外担当支店長代理が女性の自宅へ同行し実の息子に電話で確認したところ、詐欺だと判明した。
樋口さんは「話を聞いていて、途中で振り込め詐欺だと思った。お客様を守らなければいけない立場なので、防ぐことができてよかった」と話した。
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