市政報告 硬式野球のできる場所を確保 民主党川崎市議団 前川崎市議会議長 うしおだ智信
川崎市では先月、「川崎市多摩川プラン」に位置づけられている重点エリアの一つである等々力・丸子橋地区周辺エリアについての、整備計画【改訂版】を策定しました。多摩川河川敷にある北海道日本ハムファイターズグラウンドの跡地が硬式野球のできる球場として整備されることとなります。
市では2008年にこの地域の整備計画を策定し再整備を推進。11年5月に北海道日本ハムファイターズグラウンドの占用が廃止されたことから、市が占用し、暫定的に開放するとともに、地域や各スポーツの利用団体と今後の利用について検討を進めてきました。昨年1月から2月にはパブリックコメントを実施し、2939件の意見が寄せられました。
球場は両翼90m。硬式に対応した球場は安全を考慮した設計が必要で、幅や高さ(最低25m以上)のあるバックネットなどが必要と考えます。
川崎球場が廃止されて以来、市が管理している硬式野球場は等々力球場のみとなっております。この状況から、私が会長を務める「川崎硬式野球協議会」(11年6月発足)では、硬式野球を愛する市民の活動場所を確保するために、第2の硬式野球場をつくることを目的に活動してきました。等々力球場のある等々力緑地は再編整備が予定されていることから、その期間中の代替グラウンドとしても活用が期待されます。
多目的広場も整備
また、球場に隣接する丸子橋第3広場は形状が細く、サッカーやラクロスで使用する際には使いにくい形状となっていました。これにつきましても一体的に検討を進め、多目的広場として大きさは185m×90mとなる予定です。
野球場と多目的広場は隣接しているため、安全性の確保も望まれており、安全対策の詳細は整備設計の際に検討するとしています。
工事は2013年度に着工を予定。2015年度から使用開始する予定となっております。
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5月3日
4月26日