市内信号機の歩車分離を目指して 市政報告 安心歩行交差点の拡大を 公明党川崎市議団 吉岡としすけ
中原区内の交通事情は、人口の増加に伴って区内の各駅を目指す通勤者が増えております。こうした中、歩行者の安全確保とスムーズな交通が大きな課題と考えております。交差点での歩行者と車による事故の危険性も放置されています。
国は警察庁通知を11年4月20日に発し、歩車分離式信号機(通称スクランブル交差点)の整備推進をするように指示しています。
川崎市では現在82カ所(6・1%のみ)しかありません。主な理由に交通渋滞が挙げられていますが、歩行者の安全か交通渋滞か、どちらの重さが大きいか交通行政の姿勢を問われていると考えております。
歩行者横断妨害は違反行為
道路交通法の改正に伴い、横断歩道に歩行者がいる場合、車両がその横断を遮る行為は違反行為として罰金の対象です。小杉駅周辺をはじめとする多くの交差点で、右左折者が歩行者の通行を遮る行為が見受けられます。これは重大な違反行為で取り締まりの対象行為です。
こうした危険行為をなくすためには歩行者と車両の通過するタイミングそのものを分離すべきと考えます。
交通渋滞解消できるのか?
通達ではこの点にも言及し、交通の進行方向別、曜日別、時間帯において信号の点灯時間をきめ細かく調整することにより、渋滞の回避は可能であるとしています。
人命を守る交通政策推進を
小杉駅周辺の歩行者は再開発に伴い急増しています。横断歩行者と車両を分離するメリットは、一回の信号変化で通過できる車両の増大も見込めることです。しっかりと調査し、歩車分離式信号機の設置を推進してまいります。
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5月3日
4月26日